望郷

昨日は週に一度のホンモスの日w

いつものようにカシミーリーの友達といつもの食堂で、しかしいつもとは違う窓際のテーブルに腰を下ろした。
持ち帰りのために路駐する車と、隙を見て横断しようとする人の群れでやや混雑する対面通行の道路に目をやると、食堂の前の段差に座り込んでスマホを覗く出稼ぎたちの姿。
ふと、留学したばかりの頃の自分の姿が重なる。

学生寮の真ん中にあった広い食堂で、日々代わり映えのしない食事を取り終えたら、早足で部屋へ戻り、とぎれとぎれに波のように聞こえてくる短波ラジオの日本語の声に耳を澄ませていた。
朝昼晩と短い営業時間内に売店まで出かけてテレカを買った。
1枚800円くらいだっただろうか。それで日本へ掛けても話せる時間は5分もなかった。部屋に電話回線はなく、携帯電話といったらモノクロ液晶で、ネット接続なんて夢の中の話。

時折、思い出したように手紙を出した。

あれから17年。踏みしめて立つ場所も、過ごす時間も、思えば本当に遠くまで来たなぁ。

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