片足の男

いつものようにマジリスで昼食をとり、食後のデザートを食べながらのんびりとしていたら、一人のパキスタン人が入ってきた。 両手に杖を突く、やや年老いて見えるその男には、右足がなかった。 端っこの席に座った彼が、一体何のために […]

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それぞれの立場

去年の夏過ぎ、同僚だったエジプト人が解雇された。 元々がトラブルメーカーだったが、大事な全体会議のある日に寝坊で無断欠勤した挙句に、上司に「部下が出勤してこないのに、心配して電話してくるのが当たり前だろ」と食って掛かった […]

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何者であるか

金曜日のマジリスで時折顔を合わせるイラン系ブルチスタン人。 私のカタール人友達の経営する店で彼は働いている。客の一人として食事に招待されたというよりは、週末の休みの時間にまで仕事で呼び出され、ついでに飯でも食べていけとい […]

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先月から卵が値上がりした。 断交からしばらくして出回り始めた国産の卵は30個で16.5リヤルと、これまでのサウジ産(同22〜25リヤル)に比べて格段に安い価格で登場。 しかし、問題があった。清潔感から程遠い汚れた商品。産 […]

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生きるための選択

  約1年間のナニーの訓練を受けて各家庭へと派遣されたタイ人女子達。 そのうちの3名がどうしても仕事を続けられないと訴え、帰国を希望しているという。 受け入れ側からは「契約違反」だとして、出国したいのなら50万 […]

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隣人

  同じアパートの住人である一組のインド人夫婦が、今月いっぱいで仕事を辞めて国へ引き揚げるらしい。 住民の全員が政府系職員。政府借り上げのアパートに住むことができるのは、政府系でも上位にいる職員に限られる。 政 […]

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