3日目の朝。ホテルの朝食は相変わらずのメニュー。それでも美味しく頂く。

あのシリア難民を名乗る人たちの姿を思い浮かべれば、その真偽はともかくとして、赤の他人に集るという、おおよそ人として耐え切れない恥を忍ぶ行為に及ばなければならなかった事情に、自分たちはいかに恵まれているのかと。

食事を済ませ、部屋に戻ってシャワーを浴びたら出掛ける準備。

今朝は初めてのトラム。電車と自動車が同一路面上に混在するという風景は、それを初めて目にした妻には相当な衝撃を与えたようだ。何度もカメラを向けながら、「どうして事故らないの?」「こんなの改札通らなくても乗れちゃうのに、どうして誰もズルをしないの?」と興奮気味。

ホテルから坂を少し下ったところにあるSultanahmet駅から乗車。

目的地Aksarai駅に10:30着。待ち合わせまでは時間がありすぎるので、付近を散策して時間を潰すことに。

進行方向へ人の流れに沿うように進み、そこから地下道を通って反対側へ。

靴屋さんの店頭にスリッパのワゴンセールを発見し、5セット買うから安くしてと値切り交渉する妻。15TLが10TLになったのに驚いていると、しばらくしてワゴンの値札も10TLに取り替えられた(笑 後でバザール周辺に行って判ったのだが、どうやら相場は10TLらしい。この辺の妻の相場感覚にはいつも感心する。

そうこうするうちに約束の時間が迫ったので、待ち合わせ場所のレストランへ移動。

タミーム首長殿下も食事した有名なチェーン店の前で日本人のTさんと数年ぶりの再会。最後に会ったのは5,6年前のドーハだったか。

店内はランチには少し早いのかそれほど混み合っている様子はない。聞けばトルコでは金曜日は平日らしい。

ここで名物の鶏の塩焼きを頂く。鶏を丸ごと塩で固めて焼いたもので、仕上げは客席の前まで運んできて火が付いたままトンカチで割ってくれる。過剰な演出がいかにもトルコに来たって感じ。

食事を終え、Tさんとまたの再会を約束。別れた後はまた付近をぶらつくも、荷物を抱えたままなのは面倒くさい気がしたので、トラムに乗ってホテルに帰投。

一旦休んでから再びトラムを使ってグランドバザールまで。
「さっと乗れて安くて便利よね〜」
妻はすっかりトラムが気に入った様子。

グランドバザールは観光スポットということもあり価格も高め、冷やかしというか雰囲気を味わうだけで通り過ぎ、そこからエジプシャンバザール(スパイスバザール)へ移動。ここも観光客相場のようなので、とりあえずバザールの外にある出店を見て回る。

スイーツなどを見て回って、さてエジプシャンバザールへと思ったら、まだ19時なのに片付けに入っている店がちらほら。そのうちの一店に滑りこんで、小さなお椀を幾つか買う妻。

お腹が空いたのでホテル近くまで戻って、周辺のレストランをいくつか吟味。正直どこも似たような品揃え。適当に入ってみるも、せっかくなのでクレイポットで作るケバブを注文してみた。

夕食後は腹ごなしに隣の瀬戸物屋に。
トルコらしい「Istanbul」の文字入りの皿をいくつか選んで、ここでも妻の値下げ交渉が炸裂する。結構強気のやり取りに「この交渉術、一体何処で身に付けたの?」と舌を巻く店員。まぁお世辞半分なんだろうけれど。

ふくろうの置物があったので、母への土産に一つ購入。

ホテルへは少し遠回りをしてトラム沿いを歩く。ふと目に入った店でザクロジュース。1杯10TL。目の前で絞ってくれるのだが、ドーハで買えば1個で5TL以上するザクロを3個、4個と惜しげも無く使う。
甘酸っぱくて美味しい。暑い夏に飲んだらもっと美味しく感じるのだろうなぁ。

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