孤高でありたい

投稿者: | 28/04/2019

先週、Whatsappでメッセージを受けた。随分と久しぶりの相手。いや、名前は毎日のようにSNSで目にしているから、懐かしいという感覚はない。
どうしたのかと開いていみると、
「数ヶ月以内に、カタル在住のフォトグラファーを集めて、とあるプロジェクトを始めようと思っているんだ。もし興味があればと思って声を掛けたんだけど」

彼が毎週末、ドイツ人フォトグラファーが中心となって作ったグループと一緒に、スークなどを撮り歩いていることは以前から知っていた。私も一度誘われたが、金曜日の早朝は家に居たいこともあって参加は見送った。
もとより、集団で写真を撮るという行為自体が苦手だ。写真を本気で撮る時は集中したい。集中するためには一人でいるのが一番。これは仕事中でも同じで、他部署のカメラマンが寄ってきたりすると、あからさまに嫌な顔を見せてしまうのが私の悪い癖だという自覚はある。

孤高といえば大袈裟かもしれないが、何かを生み出す苦しみは独りで味わうものだ。仲間だの相棒だのは要らない。慢心に溺れぬように常に自戒しつつ、たった独りの世界でもがかなくては、心から求めるものには辿り着けない気がする。

とはいえ、プロジェクトとなれば話は別。どういう形にしろ、目標に向かって個々がそれぞれに力を尽くしたものを集めて一緒に作業することなら、やってみたい気持ちはある。
「もちろん、興味大ありだよ」
返事はしたものの、案の定応答はない(苦笑
相手が本気ならそのうちまた何か言ってくるだろう。そのくらい緩く考えるのがここで暮らしていくコツだ。

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