オンラインサービスの隆盛

投稿者: | 02/05/2019

アマゾン、初のアラビア語サイト立ち上げ 中東での販売強化
The Wall Street Journalより)

Amazonが中東域でのオンラインショッピングに本腰を入れるようだ。
ここ数年、地域ではECサイトの新規立ち上げがいくつかあった。また、M&SLuLu Hypermarketのような既存のチェーン店でも、店頭でショップサイトへの誘導広告を出すなど、オンライン販売に重点を置くようになっている。

カタールなど湾岸諸国に限って言えば、これまでオンラインショッピングが普及してこなかった最大の理由は「ネット上でカード情報を入力することに抵抗を感じる」人が多かったからだ。若い世代が社会人となり購買層として成長してきた今、生まれた時からスマホなどネット環境に置かれ、オンライン決済にも抵抗の少ない彼らが、今後のネットコマースを引っ張っていくのだろう。元々、銀行で口座を開設すれば発行されるATMカードは最初からデビット機能が備わっているので、クレジットカードを作る必要もなく、比較的スムーズにオンライン決済を始められるという状況も一役買っている。

また、家庭へのデリバリーという観点で見ると、これまで住所という概念がなかった地域で、ここ2,3年の間に政府主導によるエリア設定や住所設置が進められた結果、通常の郵便物も自宅まで届けられるようになった。加えてGPSと地図アプリによる、よりピンポイントな場所指定も可能な時代。
何より、50度を超える夏の暑さでは、ちょっとした買い物のために出掛けるのは億劫だ。オンラインショッピングの狙い所は、恐らく日用品や食料品といったmより生活に密着した商品になるだろう。
実際、カタールではアプリ上でちょっとした日用品などを買い求める人が増えつつあるという。

More people buying grocery online in Qatar
The Peninsula

レストランなどのデリバリーも、最近はTalabatなどの宅配専門業者と契約して対応しているところが多い。自前で宅配スタッフを雇う必要もなく、宅配可能エリア外からオーダーが掛かるといったトラブルにも会わずに済む。顧客側は手数料として10リヤルほどを上乗せされる。これはピザ屋など自前の宅配サービスを行っている店が5リヤル平均なのに比べるとやや割高感があるが、配達状況をリアルタイムで確認できるなどの利便性を考えると妥当な価格と言えるだろう。

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