猛暑

投稿者: | 12/06/2019

 今週に入ってからドーハは連日50度に迫る勢いで暑さが増している。

 暑いというよりは熱いと言った方が適切なくらいで、まるでオーブンの中にいるかのように、外を歩くとジリジリと焼け焦げるような気さえしてくる。

 この暑さの中で外を出歩く人の姿は殆どない。たまに短パンにタンクトップといった出で立ちのフィリピン人を見かけるが、君たちは皮膚がんになって早死したいのかと心配になる。

 強い日差しの下で、肌を露出させるのは一見すると涼しそうではあるが、実際のところは非常に危険な行為だ。特に乾燥している状態では、発汗に無自覚になるため、知らない間に脱水症状に陥ることが多い。この地域の民族衣装が男女ともに肌を極力出さないスタイルになっているのには、ちゃんとした理由がある。

 またモールなどに入ると、今度は冷房の効かせすぎで過剰なまでの低温状態。半袖や短パンのままだと入った瞬間はひんやりと気持ち良いが、時間が経つに連れて体を冷やしてしまう。気候が穏やかになる冬場より、暑い夏場の方が風邪を引く人が頻発するのは、そういう屋内外の温度差に対応しきれないことによるもの。ここでもやはり肌を露出させない服装は理にかなっているのだ。