車社会

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先日、スピード違反で罰金を食らって以来、より安全運転を心がけている筆者です。

とはいえ、周囲の流れに乗って走るうち、知らぬ間にスピードが出てしまっていることも。現在乗っているJeep Cherokeeは軽めの車体にNAの270馬力を積んでいるので、アクセルを軽く踏んでいるだけでも、あっという間に80km/hに到達。その上ATが9段もあり、高速でもエンジン回転数が低くて、スピードを出している感覚が実際よりも少ないのです。意識してちょくちょくメーターを確認しながら運転しないといけません。

昨年のメトロの開通や、最近はラウンドアバウトの交差点への切り替えなど、交通網の再整備が進んでいるドーハ市内ですが、それでも車社会、自動車最優先の構造に変わりはなく、何処へ行くにも車がないと大なり小なり不便を感じます。

新しくカタールへ仕事でやってくる外国人の間でも、居住ビザが取れたら、次は何よりも先ず運転免許証という人が少なくありません。ちなみに、一時期ですが日本人は日本の運転免許証があれば、大使館で翻訳証明書を作成してもらうことで、視力検査のみでカタールの免許証を取得することが可能でした。

しかし、数年前に法改正され、現在は試験(筆記および実技)を受ける必要があります。日本あるいは他国の有効な運転免許証を提示すれば、路上試験は少し緩めに見てもらえるという噂も聞いたことがありますが、実際のところは不明。

また居住ビザ発行時に申請した「職種」によっては、免許の取得自体を却下される場合もあります。

一方、万が一交通事故にあった場合、交通警察とアラビア語でやり取りをしなければならない(ある程度の英語を話せる警察官はいますが、細かな会話となると厳しいものが)ことから、トラブルを極力避ける意味で、自社の駐在員には免許の取得および車の運転を禁止しているところもあると聞きます。正直なところ、街中での運転は非常に神経をすり減らします。自らハンドルを握る必要がないのなら、それに越したことはないというのが私の個人的感想。

運転しないのが一番だとわかっていても、そうもいかない我が暮らし。今日も朝から、何を急いでいるのやらアクセル全開の若い連中にキレつつ、片道10分の通勤路をてれてれ〜っと走らせるのでした。

福嶋タケシ