紙か電子か

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カタールには2020年7月現在でアラビア語の新聞が4紙、英語が3紙発行されています。

コロナ騒動の最中、各紙共に物理的接触を減らす名目で、印刷物を一旦停止して、WebとPDF配布による発行を続けてきました。

そんな状況が3ヶ月ほど過ぎたところで、アラビア語紙の一つである”アル・アラブ”は火曜日に「我が社は印刷物の発行停止を当面継続し、今後も電子媒体による情報発信を行っていく」旨を発表。

この措置は「体制が整うまで」とされているようですが、掲載広告の減少などによる経済的な理由によるところが大きいようです。

Web上での電子活動は現状無料による提供が行われています。一時期”PDFのダウンロード閲覧を月額制(サブスクリプション)に移行させる試みがいくつかの新聞社によって行われましたが、全て自然消滅し、現在は全ての新聞が無料で当日発行のPDFを無料で入手可能な状態。

広告収入が激減しているところへ、発行する記事を無料で提供し続けるとなると、更に経営を圧迫するのは火を見るより明らか。

最近は同紙のWebに掲載されている広告が以前に比べて増えたような気がしていたのですが、やはり経営難が原因なのでしょうか。

福嶋タケシ