意外な影響

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今日から政府は職員の80%まで出勤が認められます。
うちでは全員に数日前から何度かSMSが来て、

  • 60歳以上
  • 妊婦
  • 高血圧など持病持ち
    に当てはまる人以外は職場へ出てくるようにと通達がありました。

が、当てはまらないはずなのに、姿の見えない職員がチラホラ。
もしかして戦力外通告か⁈

カタールは相当数の外国人が退去しているのか、街中の交通量も明らかに少なくて、これからどうなってしまうのかなと一抹の不安がよぎります。

今月から長期滞在ビザ(いわゆるRP=レジデンスパーミット)を持つ人たちの再入国が始まっていますが、条件と審査が厳しいようで、申請したのに許可が降りなかったという話もちらほら。各種学校が再開する9月1日までには、3月以前に出国したまま母国でスタックしている人たちも戻ってくるとは思いますが。

RPというのは就労ビザや家族ビザを含んでいるわけですが、それに該当しない観光ビザなどでの入国はまだ少し先になるでしょう。今回の騒動、各国にとって違法滞在者の排除には都合が良かったのかもしれません。同時にグレーゾーンで入ってくるノマド系の削減にも一役買ってくれるのではないかと個人的には期待しています。

法の目を掻い潜るかのような彼らの存在は、正規の手続きを経て滞在している大勢の外国人労働者にとって、滞在国の法規制を無駄に厳しくする最大の悪因です。

この状況は当面収まることはないでしょう。今回のことが収束しても当然 “次” の感染症発生を想定した対策を各国とも考慮しているはず。少なくとも去年までの生活様式では、感染拡大を防ぐことは出来ないのは明白です。

外国人がこの国で職を得る方法は、極々一部の例外を除けば基本的には縁故です。先に仕事を得た人が兄弟や親類、村の隣人などを呼び寄せて、職場に掛け合い仕事を見つけるというスタイル。短期滞在のハードルが上がってしまった現状では、この旧来のやり方も通用しなくなるでしょう。

福嶋タケシ