人口が減っている理由

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計画統計局(Planning and Statistics Authority)の公式発表によると、増加の続いていたカタールの全人口が6月で減少に転じています。その数おそよ13,600人。夏休みに被るこの時期、一時的に人口が減るのは毎年の恒例行事のようなものですが、異なるのは7月に入ると更に45,000人近い人たちがカタールから出国したという点。

その大半は ”完全帰国” つまり職を失って退去した人たちです。労働者を多数送り出しているアジア各国は毎月あるいは毎週のように、彼らのような本帰国者のための特別チャーター便を飛ばしています。

解雇通知から2ヶ月の猶予があり、帰国のための後片付けには十分ですが、気持ちとしては一刻も早く帰りたいのが解雇者たちの本音でしょう。

一部報道では「6月に2万人弱減少」とありましたが、個人的な体感としてもそれ以上なのは明らかで、公式の数字でもそれが証明された形です。

教育機関が9月から段階的に再開される予定になっています。3月中旬の入国停止措置以前に長期休暇などで出国していた外国人労働者が戻ってくるとされていて、入国後の自宅隔離など対応するため、余裕を持って再入国するようにと通達が出ているようですが、未だ高価な航空券、低リスク国以外では事前のPCR検査と陰性証明書が必要など、手続きが複雑になっている現状で、果たしてどれだけの人が戻ってくるでしょうか。