顔を出す意味

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金曜日の午後、いつものマジリスを所用で欠席する旨を友達にメッセしたら、折り返し連絡が入り「明日は甥の結婚式があるから、必ず来いよ」と返答が。

翌日はアーシューラの日。イスラーム暦で1月10日当たるこの日は断食が推奨されています。そのため結婚式は日が暮れてから。断食を解いてすぐ後に出かけるのは億劫だなぁと思ったのですが、妻が「何言ってるのよ。ちゃんと顔出ししときなさい。ただの友達ならいざ知らず、彼のお父さんが出席するんでしょ?」

いつのまにか彼女の方がローカルとの付き合いを理解していたようで。

当日は朝からの断食もあって体がだるかったのですが、なんとか重い腰を上げて式場へ。儀礼通り正面に居並ぶ新郎本人と奥さんのお父さん、そして親父さんに挨拶。後は目についた親族に挨拶をして周ってから、最後にもう一度友達に挨拶をし、「妻の調子が悪いから(これは本当)」と告げて式場を後にしました。

挨拶すること。顔を見せること。これがこの国でローカルと付き合う最低限のマナーでもあります。

参加者の殆ども挨拶をしてガホワ(アラビックコーヒー)や紅茶を飲んだら退出するのが普通。長くても10分もいれば良い方でしょうか。もちろん最後まで会場にいて、食事を頂いても問題はありません。

この日も「今日はラクダ料理だから、食べて帰れよ」と言われていたのですが、別段ラクダ料理は初めてというわけでもなく、感染収束には程遠いと政府も危機感を募らせる昨今、あれだけの人が一同に集まる場にあまり長居はしたくなかったのが本音かも。