カタールの住宅事情

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総人口の増加がマイナスに転じた6月以降3ヶ月連続で減少が止まらないカタールですが、その数は8月時点で7万人。殆どがインドなど南アジアを中心とした外国人労働者。一時的に休暇をとって国外へ出た人もいますが、大半は解雇に伴う滞在許可取り消しが理由です。

また3月中旬以降、新規の入国者がゼロのまま。賃貸住宅にも空き部屋が目立つようになってきました。家賃もそれに合わせて下がっているという話も耳にしますが、暴落するというほどのものではないようです。

カタールにおける外国人の住宅事情ですが、

1ー所属企業、もしくは政府による借り上げ (政府公務員、駐在員)

2ー所属企業からの家賃補助による個人契約 (駐在員、現地採用)

3ー給与から持ち出しによる個人契約 (現地採用)

大まかにはこんな感じ。さらに肉体労働などに従事する外国人の場合は、契約先が用意するレイバーキャンプや、一部屋を数人でシェアする形での賃貸なども。

建物の分類としてはアパートメントと戸建て、高層マンション(フラットと呼ぶこともあります)などがあります。戸建てが集まったコンパウンドも市内各所に。

エリアにもよりますが、3LDKのアパートメントで月額10,000〜15,000リヤル、戸建ての場合は20,000以上。家具付きの場合はもう少し価格が上がります。

逆に部屋をシェアする場合は一人当たり500リヤル前後ですが、トイレ・バスは供用になります。間を取ったような形で、戸建てを改造した部屋貸しという形態もあり、こちらはバス・トイレ付きで2,500から3,000リヤルが相場。

こちらの記事でも触れましたが、基本的な3LDKの間取りはこんな感じになります。

リビングルーム(こちらではマジリスと呼びます)の広さが特徴。

政府借り上げの場合、3LDKは親子三人以上を想定しています。夫婦のみの場合は2LDKが当てられますが、我が家のように特例のケースもあります。

水道と電気は自腹。エアコンがフル稼働する夏場は電気代が嵩むため合わせて300リヤルほど払っていますが、冬場は80リヤル前後で済んでいます。

部屋の備品の交換やトイレの修理といったことは大家に依頼すれば処理してもらえますが、やたらと時間がかかったり、いつ修理に来るのかタイミングが読めなかったりで不便なことが多く、我が家では水回りの修理など費用が軽微かつ自分で出来る場合は勝手に直しています。ストレスを少々のお金で解決できるのなら、それが一番の解決策です。

高級エリアなどにはジムなどが完備され快適に暮らせるフラットがありますが、我が家は立地を優先。今住んでいるところはドーハのほぼど真ん中で、各モールや職場へのアクセスが優れています。また家族連れしか住むことが許可されていない、かつ住宅のみのエリアのため、いつも静かで落ちついた雰囲気なのも気に入っているポイント。

まだまだ先の話ですがメトロの駅については開設計画があるようで、それが開通すれば車を使わずとも大抵のスポットには行けて便利になるはず。その頃まだこのエリアに住んでいるかどうかは分からないですけれど (笑

福嶋タケシ