Monolog」カテゴリーアーカイブ

隣人

  同じアパートの住人である一組のインド人夫婦が、今月いっぱいで仕事を辞めて国へ引き揚げるらしい。 住民の全員が政府系職員。政府借り上げのアパートに住むことができるのは、政府系でも上位にいる職員に限られる。 政… 続きを読む »

本当の孤独

ナニーの訓練を受けていたタイ人女子たちが研修を終え、カタール人家庭で働き始めた。 その内の一人が金曜日に休みを貰えたとかで、妻が彼女を食事に招待したいと。もちろん二つ返事でOK。 レストランを何処にするかで妻は悩んでいた… 続きを読む »

辿り着く先

先般ネットで公開された記事に対する反応は、自分が想像しているよりも広がっていた。 「海外で独り頑張る日本人」 多くの人がそういうイメージを重ねてきたことも軽くショックだった。 海外で暮らす日本人を紹介するテレビ番組が日本… 続きを読む »

共同体の一員となる意味

月曜日の夜は友達の家のマジリスに集まるのが恒例。 通常マジリスにはその家の主人をホストに、兄弟や息子たち、従兄弟や再従兄弟といった親族が集まる。 時折、メンバーの知人として外国人が招かれることはあるが数は少なく、同じカタ… 続きを読む »

この国との関わりの中で

  今月に入ってからザワザワとしたニュースが駆け巡った。 そんな今に自分がこの国に居る、そこに意味を探したくて、あれこれともっともらしいことを書きなぐった。 騒動が少しずつ収束し、誰もが自らの当事者性の薄さに気… 続きを読む »

捜し物

来週の今頃は、また日常に身を置いているはずだ。 昨日はドーハの職場に連絡を入れた。予定よりも延びてしまった休暇の調整を頼むのが目的だったが、久しぶりに聞く同僚や上司の声に、気持ちが一気に持っていかれる。 日本にいても、タ… 続きを読む »

休息

  台風のせいで思った以上に長居をしてしまった。 来週の今頃はパタニの村でのんびりと田舎暮らしに身を置いているはずだ。 自分にとって、日本もカタールもタイも「戻る」場所。数年後のことは判らないが、今はまだどこか… 続きを読む »

デビュー

『海外ZINE』というサイトでライターデビュー。 『アラブ世界と福嶋タケシ』前編:砂と太陽の異世界にあこがれて   今回は前後編で自己紹介的な内容となっているが、今後はカタールのお話を書かせていただく予定。 &… 続きを読む »

もう会えなくなってしまった人へ

  あなたには聞きたいことがたくさんあった。話したいことがたくさんあった。 きっとこれからも聞いて欲しい出来事はたくさん起こるだろう。 でも、目を細めて笑いながら話を聞いてくれるあなたはもういない。 同じ国に縁… 続きを読む »

民族衣装を着る

初めてアラブ服(”トウブ”あるいは”カンドーラ”と呼ばれる白いワンピース状の男性用着衣)を着たのは、UAEに留学して半年ほど経った頃だ。 念願だったアラブでの留学生活。サウジに住む知人から以前貰ったトウブを着る気満々だっ… 続きを読む »