Monolog」カテゴリーアーカイブ

生み出すということ

写真を撮る。そこに撮り手のクリエティブがないとは言わない。被写体を見出すこと、自身が感じた空気を描き出すこと、それはある種のクリエイティブな行為だ。 それでも、ゼロから、自分の中だけから何かを絞り出すように、目の前に形あ… 続きを読む »

想像力の広さ

予報より数時間遅れの雨が降り出した。 ふと「ドーハのアパート、また雨漏りしてないといいのだが…」と思って、すぐに我に返る。バカだなぁ、ここは日本で、ドーハの街はまだ午後で、雨なんて年に数日しか降らないじゃない… 続きを読む »

長い夢

長い夢を見た。 ずっと、夢なんて見なかったのに。夢を見たことは覚えているけれど、どんな夢で、そこに誰がいたのかは思い出せない。 もうじき私はまたこの国を離れる。この18年間、何度も繰り返してきたことなのに、どこか不安な自… 続きを読む »

感情

もうずっと以前から、まるでこの17年以上に及ぶ海外生活がなかったかのような、そんな長い時間をこの国で過ごしている錯覚に囚われている。 似たような感覚は以前もあった。それでも、日課となってしまった現地新聞のチェックのために… 続きを読む »

別離の刻

まだ気配の在り処を探している。 9月26日。昨年から肺癌のため治療を続けていた父が、突然この世を去った。余命をある程度覚悟していたとはいえ、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思っていなかった。だから、日本にいる兄からLI… 続きを読む »

写真の未来

ドイツで2年に1度開催されるカメラ・写真・映像の一大イベントであるフォトキナが今年も9月20日〜25日まで行われた。 最大の注目点は富士フイルムの中判デジタルカメラ”GFX 50S”だろう。 Xシリーズが始ま… 続きを読む »

望郷とは異なる何か

今年もまた一時帰国のタイミングが近づいている。実際には3月の終わりに一度帰国している。しかし、妻を連れてのそれは帰国というよりは旅と言ったほうがしっくりくる。それは、まるで自分も外国観光客のような気分で日本を眺めた二週間… 続きを読む »

意識

メッカにいる職員から時折Whatsappにメッセージが飛んでくる。やれ、あれが要るだの、こうして欲しいだの。全部現地でなんとでもできるようなことばかり。どうしてうちの部署は甘ったればかりなんだろうか。厳しく言うとふてくさ… 続きを読む »

【雑感】結局は他人事

同情するなら金をやれ。 可哀想とか悲惨だねとか言うだけなら誰でもできる。感想を口にするだけ、現状をただ読み上げるだけ。それでは、事態を招いた当事者と何が違うというのか。 そんなことでは、誰一人として幸せには出来ないと、気… 続きを読む »

望郷

昨日は週に一度のホンモスの日w いつものようにカシミーリーの友達といつもの食堂で、しかしいつもとは違う窓際のテーブルに腰を下ろした。持ち帰りのために路駐する車と、隙を見て横断しようとする人の群れでやや混雑する対面通行の道… 続きを読む »