ドーハメトロ

来年初頭までには開通予定のドーハメトロ。

初乗り運賃が2リヤル(約60円)に設定されることになったらしい。

現在全人口の1%に満たない「公共交通機関利用者」を20%にまで引き揚げること、交通量を半分にすること、が目標として掲げられている。

駅から自宅までのラストワンマイルをカバーする手段としては、先週タクシー会社カルワとの「割引料金」などの協業も発表された。

 

Doha Metro to offer cheap rides, starting at only QR2! (from “I love Qatar”)

人口統計

開発計画省が毎月登録した番号宛てにSNSで配信している「月別人口統計」、7月は先月比で5.1%減少、前年度と比較しても0.9%の減少だったようだ。

ちなみに6月は前月比で5.5%の減少(前年度比では1.4%の増加)。

この2ヶ月で30万人がいなくなった計算だが、これは夏休みに伴う主に外国人労働者の長期休暇の影響が大きい。
今月半ばのイード休暇が明ければ、学校が始まるためまた増加に転じるはずだ。

カタールの人口はすでに200万人を超えているが、私が渡ってきた当時の16年前は100万人弱。在留邦人の数も100人を切っていた。

閉店

 

ドーハ市内に3店舗あったエジプト発祥のスーパー”Spinneys”が閉店になったらしい。

実は数日前からSNSやメッセンジャーアプリ上である噂が飛び交っている。
「断交国側が、主要なハイパーマーケットチェーンに対して、カタールから引き上げるように求めている」というもので、「拒否すれば断交国内の店舗を強制閉鎖させる」とも言われていると。

あくまでも噂なので、真偽の程はわからない。
しかし、昨年12月にオープンしたTawar Mall内に開店予定だったサウジ系書店のAl Jarir Bookstoreが出店を取りやめている。

Spinneysも本国から何かしらの指令があったのだろうか。

 

ガソリン価格

 

カタール石油(Qatar Petroleum)より来月のガソリンおよび軽油価格が発表になった。
7月1日午前0時からの給油に適用される。

Fuel prices in Qatar for the month of July#QatarPetroleum #petrol #Diesel pic.twitter.com/YnRwwCsncG
— Gulf-Times (@GulfTimes_QATAR) 2018年6月30日
先月と比べて、ハイオク(95)が0.05リヤル(約1.5円)の値下げ。レギュラー(91)および軽油については据え置きとなった。

 

カタールにおけるガソリン(95オクタン/91オクタン)および軽油の価格の推移
”أسعار الوقود” (http://www.thefuelprice.com/) より

 

2016年初めにガソリン価格の月極変動性が導入されてから約2年半で、価格はほぼ2倍に達したことになる。
それでもカタール人にとってはまだまだ家計を圧迫するような価格ではないためか、大型のSUVから中型車への乗り換えといった燃費重視の動きは見られない。出稼ぎ外国人同労者などの低所得者層は、2019年より営業開始予定のメトロに期待を寄せている。

 

テキスタイルショップ

 

妻が仕立て用の布生地を買いに行くというのでスークまで出かけてきた。

スーク・ワーギフ(Souq Waqif)のほぼ真ん中のエリアに20軒以上のテキスタイルショップが並んでいる。そこを端から1店ずつ見て回るのが彼女のやり方(笑

数カ月おきに来るので、なんとなく流行が見えやすいのだが、今回気が付いたのは「アバヤ用の黒い生地を置いている店が殆どなくなった」ことと「以前来た時に溢れかえっていた、漫画チックなアラブ人女性の柄が入った生地が全く消えていた」こと。
以前、妻が気に入って大人買いしたカシミール柄の布地も全く見かけなかった。

全体としては、中国や韓国、インドネシア製が幅を利かせていて、また価格自体もかなり安めになっている。1店だけ見つけたアバヤ用生地(韓国製)も、以前ならQR45/mはしていたものが、言い値でQR35/m、交渉してQR25/mまで下がったのには内心驚いた。

ラマダーン中とはいえ客の数はそこそこあったが、店内で買物をする人の姿はまばら。
景気の良い話が聞こえてこないのは、ここスークも同じということだろうか。

DIYショップ

日本では郊外の幹線道路などでよく見かけるDIYショップ。工具だけではなく様々な商品が広い店内に並んでいて、見ていて飽きることがない。

そんな魅力的なショップがとうとうドーハにもやってきた。
米国はシカゴを発祥とするACE HardwareがUAEのAl Futtaimとの協業でオープンした「ACE Mall」である。Festival City内のIKEAと向かい合うように建つこの店に早速足を運んでみたが、店内はまさにホームセンター。日本の店とさほど違いのない品揃えにワクワクしてしまう。

並んでいる商品は若干割高な印象だが、ここでしか手に入らないといった感じのものもあるので、ラマダーン中の夜という時間帯でも、そこそこ客の姿があった。

休暇直前ということで、今回は特に買うものはなかったのだが、戻ってきたらじっくりと店内を探索してみるつもりだ。

国産品サポートキャンペーン

サウジやUAEなど断交国からの輸入禁止と、店頭に並ぶ商品の撤去が通達されてから一夜明けた昨日、21時に経済産業省から「国産品サポートキャンペーン」が発表になった。
これはツイッターなどSNS上で、カタル国産商品の画像などと共に「#معا_لدعم_المنتجات_الوطنية」(Togather to support national products)というハッシュタグを付けて拡散させるもの。

試しに私も過去画像からお題に合いそうなものを探しだして投稿してみたところ、早速経済産業省の公式アカからリツイートされた。ただ、今のところは爆発的な広がりは見せていない。

今回の措置は国産ブランドの知名度を上げると共に、価格競争で不利な要因となるサウジやUAE産の商品を排除することで、国内企業への補強対策を行うのが目的だろう。少なくとも周辺国との関係悪化の兆しというわけではなさそうだ。ただタイミングとしては非常にセンシティブな時期でもあり、何かしら裏で動いているのではないかと邪推したくもなる。

断交国生産商品の撤去命令

2018年5月26日付の経済省からの通達により、ドーハ市内の各スーパーやハイパーマーケットは、カタルに対する断交を継続中の4カ国で生産された商品全ての撤去を行うことになった。

そもそも断交直後より生鮮食品といった消費期限の短い商品に関しては既に陳列から姿を消していたが、洗剤や冷凍食品などの期限の長いものについては、断交以前に仕入れた在庫が大量に残っており、各店舗はそれを棚卸ししながら販売を続けていた。あるいは、インドなど海外資本の大手チェーンなどは、周辺国での仕入れの一環として断交各国で生産された商品を第3国経由で入荷させていた。

ところが断交一周年を迎えるこのタイミングで、とうとうそれらも廃棄することに。
購入代金などの補償は果たしてあるのか。大手のチェーン店ならまだしも、市内に2,3店しか展開していないような規模の小さなスーパーマーケットにとっては大きな痛手だ。

一方で消費者にとっても選択肢が減るというデメリットが。生活消耗用品などはトルコなどからの代替品に頼ることになるが、元々がさほど安くない上に輸送コストなどが上乗せされているため、これまでのような感覚の価格では買えなくなる。

野菜などの生鮮食品も、これまでのサウジ輸入からモロッコやイランなど周辺各国に移っているが、こちらもやや割高な印象はあるものの、政府の補助などによる国産品の低価格での提供などもある。乳製品については従来から商品を扱っていた国産企業が、この半年ほどで増産体制を整え、品質・価格ともにサウジ産やUAE産に負けない商品が並ぶようになった。

今回撤去を命じられた商品も、これらのように国産で賄っていく腹積もりなのだろうか。住民の間には「いつになったらこの断交が終わるのか」という、やや閉塞感にも似た空気が漂い始めているのは否めない。そこへ来ての今回の措置。政府の意図は果たしてどこに。

Made in Qatar

”All ministries urged to buy local goods, says minister”(Qatar Tribune)

”カタルの経済産業大臣は、輸入依存度を下げて国内の内需拡大を進めるために、各省庁に対して国産品の購入を勧めると発言した”

確かに1年前の断交以降、近隣諸国からの援助的輸入措置が行われたが、残念ながら輸送コストの為にけして安いとは言えなかった。そこを突くようにしてカタルの各企業はそれまでの製品の増産や、新しい商品の開発を進め、今やカタルの国内産業は加速度的に力を付けている。

しかし、国からの補助金などもあって、以前と同等もしくはそれ以下の価格を提供しているが、断交による経済への影響は無視できるものではなく、いつまでもこの状況を続けられるかどうかは疑問だ。

内需拡大にしても人口が多いわけではないカタル国内では限度がある。

断交以前の供給量と品質には限りなく近づいた。
ここは更に一歩進めて、輸出も考えていくべき時ではないだろうか。
個人的には競争力はそれなりにあると感じている。

景気

久しぶりに妻を誘ってホテルでディナー。
Entertainerのバウチャーが使えるところという条件で、ちょうど木曜日の夜がシーフードだったこともあり、Movenpickに決めた。

週末なので混み合うかと思い、ホテルへ向かう道すがらWhatsappで予約を取ろうと試みたが、こんな時に限ってコルネーシュもすいすいと走り抜け、あっという間に到着してしまった。

ところが、店内にお客の姿はまばらで、料理が並べられたスペースよりもやや低いフロアの窓際という良いポジションにテーブルを確保。

料理はシーフード一択。妻は大喜びで皿にあれこれ取って運んできては美味しそうに食べていた。魚介類があまり好きではない私にとっては、お寿司が並んでいるだけで有り難い。例えそれがベチャベチャのシャリだったり、ちっとも辛味のないワサビが付いてたとしても。

料理の評価は期待したほどではなかった。

まぁそれはおいておくとして、私が気になったのは客の少なさだ。

数年前まで独身年配者ばかりが集まるマジリスに顔を出していた。毎週木曜日になると集まったメンバー有志であちこちのレストランやホテルへ夕食を食べに行くのが習わしだった。
その頃は、どのレストランでも事前に予約を入れなければ席を確保できないほど盛況だった。それが今やどうだ。このホテルだけではない。モールの中のレストランも軒並み店員が通路まで出て呼び込みをしている状態だ。さすがに金曜日となればそれなりに混み合ってはいるようだが、それ以外の日で閑古鳥が鳴いている状態というのは、けして楽観視できるものではないだろう。

やはり財布の紐が固くなっているのを実感する。特に民間企業はいつ契約を切られるか分からない不安が常にあるし、政府系でも外国人職員は給与値上げの恩恵には預かれない立場なので、ガソリン代も毎月微妙に上がっていくここ数年は非常に暮らしづらくなっている。

国全体で見れば経済はそれなりに好調だ。
自国民への生活保障もしっかりしている。待遇面では期待できない外国人でも、医療などに限れば基本無料の恩恵を受けている。

それでも、景気が良いとは言えないムードを感じるのは何故だろうか。

先週は巷の噂で「某国籍者への居住ビザ更新が中止になるのでは」という話も耳にしたばかりだ。

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